ふんばる骨

2023年6月2日

死者に名があり翡翠は解き明かさず

蜜豆や身体の内に色のあり

昼寝して噂が宙をずんずんゆく

額の花たいらな街を会いに行く

水鉄砲組織のひとが濡れている

額の花ふんばっている骨のあり

評判のよい妻パイナップルを切る

城跡や向日葵は考えている

蛇の旅立ち絶景を損なわず

さかのぼる思考が向日葵と出会う

変貌のはやさ向日葵よりも人

向日葵やほそい歩道がそこに果つ