あいまいな俳句作家のわたし

白状すると、俳句をひとに教えるのがすごい苦手です。

すごい、すごい、苦手。

なんでだろう…

そもそも、あまり俳句の基礎を勉強してこなかったこともあるし、入門書もあまり真面目に読んでこなかったからかも知れません。

入門書の執筆に携わったことはあります。読まないくせに。

もちろん、ある程度の俳句の基本的な方法についての理屈はわかってはいるんですが、
正直なところ、「それって、ほんと?」って、ちょっと疑ってかかっている。ひねくれ者なんです。

たとえば「俳句の中八は避けた方がいい」とか言われても、自分の大好きな句に中八があったりすると、「それはどう説明するんだろう…」と心がざわめいてしまう。

だから、俳句を書けば書くほど、読めば読むほど、俳句というものが分からなくなってきますのですね。

そんなわけなので、俳句初心者の方に俳句の書き方を教えるのが、とても苦手です。

「こう書くといいですよ」とお話していても、心のどこかで、「これでいいんだっけ?」って思っちゃう。

自分が俳句を始めたころは、まったく俳句入門書というものを読んだことがなかったので、俳句を始めてずいぶん経ってから、たまに俳句入門書を読んだりすると、どうも腑に落ちない説明が多いのですね。

ま、それはあくまで初心者の方向けの方便なんだろうと思っていると、案外、えらい先生が真面目にそれを主張しているケースなんかもあって、お、これは自分は基本的なことを理解してないのかも知れないゾ…と常々感じてきたのでした。

だから、自分が発信する「俳句のはなし」は、ほとんど自分を通して感じたり、考えたりしたことで、もしかしたら自分だけに見えている幻なのかも知れません。あやしい。

でも、一方で、いまは当たり前だと思われている俳句の方法についても、俳句の歴史を紐解いてみると、ある時どこかで誰かが言った方法が、そのまま正しいものとして流通しているケースがほとんどで、いったいどういう根拠があるんだ?と考えてみても、大した根拠が無かったりもするので、そこは、ま、話半分くらいで理解したつもりになっていればいいのかも、とか悠長なことを感じています。

というわけで、今後、このブログで書く俳句のはなしについても、あまり厳格なこと言わずに、なんとなく寛大な気持ちで読んでいただければと思います。

…と、さきがけて言い訳しておきます、という記事でした。

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Posted by tajima